Column コラム

このチョコに合うマデイラは?

2021.1.27

引き続き、お家で過ごす時間が多くなっていますね。
2月も目前となりますと「チョコレート」というワードも耳にしたり、目にしたりすることが多くなってくると思います。色々なイベントも行われているようです。
マデイラワインも、チョコレートとの相性がいい、と言われていますが、チョコレートもマデイラもいろんな種類がありすぎて、迷ってしまうということはありませんか?
ちょっとヒントになればと思いエントラーダ店長佐藤のガイディングをベースにつらつら書いてみたいと思います。

まず、ざっくり…マデイラワインを選ぶ時はカカオ含有量の多い少ないをチェック
カカオの含有量が多い、すなわち”すこしほろ苦いもの”ものにはスイート系カカオ含有量の少ない、すなわち”甘いもの”にはドライ系のマデイラワインが合います。
苦味x甘みによって相手を引き立たせる、ということですね!
カカオ含有量の目安は70%以上・以下とすると合わせやすいかもしれません。

また、マデイラワインは柑橘系との相性がよいのでオランジェットでも美味しいです。
写真はビターチョコレートで包まれたオランジェットですが、これは少し酸味も感じられるバーベイト ブアル10年を。オランジェット自体のチョコとオレンジピールのコントラストに、うまくマデイラワインの甘さと酸味が寄り添いました。
昨年のコラムでも、オランジェットとの相性を検証していますが(その時のコラム)、この時のチョコレートには少し甘みがあったので、マデイラワインはバーベイトセルシアル10年がとてもよく合いましたよ!
試してみたくなった方はお気に入りのチョコレートを佐藤の分も持って(!?)エントラーダで色々試してみてください。時短営業中ですので、来店前にはお電話頂けるとありがたいです。

そして、来る2月1日からはバーベイトの新製品のご提供が開始されます!
今回の入荷は、ヴェルデーリョ2006、ブアル2002、そして「絶滅危惧種」と言われているバスタルド トレスピーパス10年!バスタルドは3つ(=トレス)の樽(=ピーパス)をブレンドした10年熟成のものです。
前回入荷した「バスタルド デュアスピーパス5年」は2つの樽のブレンドで5年熟成でしたが、今回は熟成年数が長くなっておりより一層コクのあるワインに仕上がっています。
絶滅危惧種というだけあり、収穫量が多くありませんので、非常に貴重なワインです。
気になる方は、マデイラエントラーダへ!

さて、余談ですが、コンビニでは冬季はチョコレートの商品が充実しますね。
先日このカントリーマアムの「まみれさんの休日」というのを買ってみました。
カントリーマアムが、チョコレートでコーティングされてラムレーズンが入っているなんて…美味しくないわけがないじゃないか。
ということで早速、一口。
やはり本体自体は、甘い(笑)
さて、これはどうしようかな。。。このパッケージはなんか赤ワイン的なものを持っているぞ。
と、思ったのですが、これは上品なラム酒だろう!!!
そう、ウィリアムヒントン6年
これを合わせるだけで「高級感漂う甘美なご褒美」になりました。

コラムではコントラストで相性を検証しましたが、もちろんビターxドライ、スイートxスイートも素晴らしい口内反応が起きます。ぜひみなさんチャレンジして、ご自分だけの最高のペアリングを見つけてみてください。

また、オンラインショップ「ポントヴィーニョ」のワインコラムでも、今回はチョコレートとの相性について書かれていますのでこちらもご参考くださいね!
ここから⇒「バレンタインチョコレートとワイン」