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Madeira Wine!マデイラワインの楽しみ方

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How to enjoy Madeira Wine
マデイラワインの楽しみ方を知ろう!

「マデラ酒」「マディラワイン」と呼ばれこともある、マデイラワインは、
ティンタ・ネグラの3年熟成から白品種100年以上のオールドビンテージまで、さまざまな味わい・年代のワインがあります。
マデイラワインを飲みたいけれど、選び方や飲み方が難しいと思っている方はいらっしゃいませんか?
ここでは、保管方法から合う食材まで、マデイラワインの楽しみ方をご紹介します。

飲み方を知る

常温でもおいしいですが、少し冷やして飲むことをおすすめします。
食後酒としてゆっくりお召し上がりいただくことはもちろん、食前酒として、また、食中酒としてお料理と一緒にお楽しみください。

マデイラワインは、このように飲むとおいしい!

  • ストレート

    ストレート

    常温でお召し上がりいただくと、豊かな香りを楽しむことができます。少し冷やすと、スッキリとした味わいを楽しめます。辛口・中辛口タイプは12℃程度、甘口・中甘口タイプは14℃程度がおすすめです。

  • マデイラロックンオレンジ

    マデイラロックンオレンジ

    マデイラワインをロックで。オレンジピールを絞ると、オレンジの香りがふわっと広がり、マデイラだけのときとは違う味わいを楽しめます。ブアルヴェルデーリョがぴったりです。

  • マデイラロックンミント

    マデイラロックンミント

    スペアミントを潰し、香りを立たせ、クラッシュアイスと好みのマデイラを入れ、ライムを絞ります(ソーダでフィニッシュすればモヒート風!)。意外なほど、ミントとも相性がよいです。ブアルがおすすめです。

  • マデイラスプラッシュ

    マデイラスプラッシュ

    ライムをくし切りにして氷の入ったグラスに入れ、好みのマデイラを注ぎます。トニックウォーターを入れ、ソーダでフィニッシュ。お好みでライムを絞ります。炭酸の爽快感で、暑い日には何杯でも飲んでしまいます。

保存方法を知る

ワインには、温度や湿度の管理、寝かせて保存…など、気を遣うことがたくさんありますが、マデイラワインは簡単です!
より簡単にできる保存のコツをご紹介します。

  • 立てて保管する

    立てて保管する

    アルコール度数が高いため、ワインとコルクが長期間接触するとコルクが劣化する可能性があります。必ず立てて保管してください。

  • 常温で保管OK

    常温でOK

    マデイラワインは、温めて造られるので常温で保管できます。長期間になる場合は、冷暗所での保管が望ましいです。また、冷蔵庫内にて低温で長く保管していると、ワインの成分が凝縮し、沈殿物が出てくる可能性があります。

  • 長期保存が可能

    長期保存が可能

    マデイラワインは、加熱により酸化熟成したワインです。抜栓しても、ワイン自体が酸化しないので、味わいは変化しません。何日でも何週間でも何年でも、大きな味わいの変化はありません。そのため、一度に飲み切る必要はなく、毎日少しずつお楽しみいただけます。

相性がよい食材や料理を知る

マデイラワインをさらにおいしくいただくために、ペアリングも楽しんでみましょう。
ワインと相性がよいチーズやドライフルーツ、ナッツ類のほかにも、こんなペアリングができます。

セルシアル×天ぷら

セルシアル×天ぷら

辛口タイプのセルシアルは天ぷらとの相性がよいです。
生牡蠣や、生ハムなど塩気のあるものとよく合います。
スターターとしても大活躍する味わいです。

ヴェルデーリョ×うなぎ

ヴェルデーリョ×うなぎ

中辛口タイプのヴェルデーリョは、前菜にもメインにも合い、例えば、うなぎや焼き鳥など、甘めのタレがかかったものと好相性です。
スモークサーモンと合わせてもおいしいです。

ブアル×ドライカレー

ブアル×ドライカレー

中甘口タイプのブアルにはカレーが合います。
特にマデイラエントラーダのドライカレーとは相性抜群!
また、フォアグラのソテーや豚の角煮など脂の多いお食事にもよく合い、マデイラの酸が口内をリフレッシュさせてくれます。

マルヴァジア×甘めのデザート

マルヴァジア×甘めのデザート

甘口タイプのマルヴァジアを甘めのデザートと合わせ、至福のひととき。
クレームブリュレ、チョコレートムース、チーズケーキ、フルーツケーキ…
マデイラワインの酸がデザートの甘さと調和します。

ワインの敵はマデイラの最良の友

ワインの敵はマデイラの最良の友

スティルワインの敵は、「熱」と「酸化」。暑いところには保管できず、空気に触れると酸化して味が変わります。
しかし、マデイラワインには、この「熱」と「酸化」が重要です。
温められ、酸化熟成が起こり、マデイラワインはおいしくなります。
例えば、白ワインにイクラなどの魚卵を合わせると生臭くおいしくないのですが、マデイラワインには不思議と合います。
塩辛や納豆、ニンニク、お酢など、ワインとは合わないと言われているものが、マデイラとは相性がとてもよいのです。

マデイラソース

マデイラワインを使った
マデイラソース

マデイラソースはその名の通り、マデイラワインを使って作ります。
マデイラワインは、アルコール度数が19%前後と比較的度数の高いお酒ですが、ソースを作る段階で煮詰めるため、余分なアルコールは抜けて凝縮感が増し、独特の香りと甘みがソースに残ります。
そして、そのコクが肉の臭みを消すため、肉料理に最適なソースとして用いられます。
ここでは、マデイラエントラーダ店長・佐藤の「マデイラソース」のレシピをご紹介します。

マデイラソース

マデイラエントラーダ店長・佐藤流マデイラソースのレシピ

<用意する材料>

<<作り方>>

  • 1/10に煮詰めたマデイラを用意し、肉を焼いて肉汁が残っているフライパンに入れる。
  • フォンドヴォーで伸ばしながら煮詰めていく。
  • 塩コショウで味を調える。
  • 煮詰まってきて好みの加減になったところで火を止めて、バターを入れたらできあがり。
このソースがお肉にかかるだけで「本格的なひと皿」に早変わりです。