気が付けばもう10月になっていました。
コラムの更新が遅れて申し訳ありません。
あっという間に秋になったので、今年の収穫について少しレポートしたいと思います。

マデイラ島もコロナの影響で、観光業が大打撃を受けています。
それでも時間というのは淡々と過ぎていき、マデイラ島では8月末から本格的な
収穫を迎えました。
ティンタ・ネグラから入ってきて運び込まれたぶどうはどんどん除梗・破砕・圧搾と
ワインを作る工程に流れていきます。
この収穫期の現場は結構過酷で、収穫のタイミングによって受け入れ時間が朝早かったり
夜遅かったりと、不規則になります。
予定通りに搬入されないこともしばしばあるので、この時期のリカルドは超不機嫌です（笑）
それもそのはず。
年に1回、大事な大事な時期ですから。
今年のぶどうはかなり早い段階（9月後半には終了）で収穫期を終えたそうですが、
リカルドが言うには「今年は過去10年でも1，2を争うほどいい状態」とのこと。
さらに。
ぶどうには関係ないのですが、リカルドのアシスタントが今年の仕込みを最後に
家庭の事情でワイナリーを去るとのこと。とても残念がっていました。

色々な出来事が起きた2020年のワイン、どんな味わいに熟成されてくるのでしょう。
ぜひ味わってみたいですね！