Column コラム

お花見気分にオススメのワイン

2020.3.19

今日の東京はだいぶ暖かい日差しが降り注いでいます。
東京の開花宣言は観測史上最速の3月14日でした。
街中の桜の木もすこしずつ蕾が膨らみ始め、チラホラ咲き始めましたね。
「今週末はお花見で宴会だ~!」…という訳には行かない今年の桜シーズン。
桜を鑑賞した後、お花見気分でお家でゆっくりする時にオススメのワインをご紹介します。
ちなみに写真は表紙から菜の花、会社近隣の桜、河津桜、大寒桜です。

【マデイラ島のロゼ】

「アトランティス ロゼ」は、マデイラワインを製造するブランディーズよりリリースされています。ですので、このワインの品種は「ティンタ・ネグラ」!
ティンタ・ネグラはマデイラワインを作るだけの品種ではなかったんですね~。
酸をしっかり感じられるので「マデイラ島のブドウ」という特徴がよくわかります。
かといって酸っぱいわけではなく、落ち着いてちょうどいい飲み頃です。
お魚料理はもちろん、鶏肉のお料理とも相性がいいです。
しっかり冷やして飲むのがオススメです!

【ピンクのラベルが斬新なマデイラ】

度々登場する「アルヴァダ」も桜を連想させる「ピンク」色のラベルということでオススメ。初代アルヴァダは、黒いボトルにピンクのラベル、というモダンで斬新なデザインで、見た時は「カッコいい!」と誰もが思いました。2代目アルヴァダは透明ボトルにピンクのラベル。透明になって中身が見えるようになり、初代よりも柔らかい印象になりました。
味わいは、マルムジー(マルヴァジア)50%とブアル50%のブレンドですので甘口タイプ。
なので、食中というよりは、炭酸で割ってオレンジを絞るなどして食前酒として飲む、食後のデザートにアイスクリームと一緒に頂く、というのはいかがでしょうか。

【SAKURAアワード受賞マデイラ】

毎年女性のみで選ぶ"SAKURA"Japan Woman's Wine Award、2020年の審査でゴールドを獲得し、さらに"Best Fortified Wine (ベストフォーティファイドワイン)賞"を受賞した、バーベイト社のブアル10年をご紹介!
お陰様で皆さまにご愛飲頂いているバーベイトブアル10年、こうしてまたご評価頂きとても嬉しいです。
このワインと合わせるのであれば、中華などはいかがでしょう。
豚の角煮や酢豚など、甘さに加えて少し脂のあるお料理に合わせると、ワインの持つ甘さとの相乗効果と、マデイラの酸が油切れをよくしてくれて意外とスッキリ楽しめます。
中華には、八角や丁子(クローブ)などのスパイスを使ったお料理がありますので、そのスパイスとも相性抜群です。
スパイスと言えば、カレー粉の中に入っている香りの成分に「ソトロン」という成分があるのですが、マデイラワインにも含まれています。特にブアル(さらに言えば、ブアルの熟成が進んだもの)の中に一番多く入っているそうで、カレーと合わせるのもオススメです。
その他SAKURAアワードを受賞したワインもたくさんありますので、チェックしてみてくださいね!→ココ

如何でしたでしょうか。
今週はまだ1分~2分咲きかと思いますが来週には満開を迎えるでしょう。
日本だけでなく世界中が今は大変な状況ですが、せめて気持ちだけは明るく心に花を咲かせていきたいものですね。
どうぞ皆さまお気を付けて、良い週末をお過ごしください。