Column コラム

花の島、マデイラ

2019.3.29

東京も桜が満開の頃を迎えようとしています。桜が咲くと春の訪れを感じますね。
ポルトガルにも、私たちの桜と同じように、多くの人々から愛されている花があります。
「ジャカランダ」という花で、地域にも寄りますが、5月頃紫色の花が咲き、街に彩を添えます。
もちろんマデイラ島にも咲いています。(コラム『フレンドリーなタクシーの運転手たち』の写真の紫色の花がそうです。)
マデイラは「常春の島」と言われているように、一年を通してとても温暖な気候です。
ブーゲンビリアやハイビスカスなど南国の色とりどりの花が咲いています。また、南アフリカ原産のプロテアや極楽鳥花など、変わった種類の花も咲いていて、ラブラドーレス市場の花売り場に飾られている花々はとても目を引きます。

そんな花で有名なマデイラ島ですが、5月初めに「Flower Festival(花祭り)」があります。
花をあしらった美しいコスチュームを着た人々が山車に乗って大通りをパレードが行われます。以前NHKの番組で、少女がそのメンバーになってパレードに出るまでの姿を紹介していましたが、地元の女の子だったら一度は憧れる大役のようです。
今年はマデイラ島発見600周年の記念の年でもあるので、街は一層華やかな雰囲気に包まれることでしょう。
今年のFlower Festivalは5月2日~26日までだそうです。現地観光情報はここ
【季節のオススメ】お花見にピッタリなマデイラ島のロゼワイン「アトランティスロゼ」はここから。