Column コラム

マデイラ島のロゼワイン

2019.3.15

ティンタ・ネグラ100%

マデイラ島では、生産量は多くはありませんが、スティルワインも作られています。
その中でも、ブランディーズ社が出している「アトランティス ロゼ」は、マデイラワインのブドウの「ティンタ・ネグラ」100%で作られたワインです。
見た目はまるでサクラを思わせるようなきれいなピンク色。
気になる味わいは赤いベリーやチェリーのアロマに心地よい酸味が絡み合い、僅かなタンニンが味わいにアクセントを付けています。前菜はもちろん、魚やチキンのグリル料理などに合わせてお楽しみいただけます。

このロゼワインができた背景

もともとティンタ・ネグラはマデイラ島で過剰生産されており、かねてからマデイラワイン協会が白品種への植え替えを農家に推奨してきました。ただでさえ、急勾配の土地で手作業を強いられるブドウ栽培なのに、手間のかかる白品種を栽培したがる農家はあまりおらず、植え替えは上手く進みませんでした。余りすぎるティンタ・ネグラが島全体で問題になってくると、ブランディーズ社が何とかマデイラワイン以外で消費ができないかと考え「アトランティス ロゼ」を開発。以来、改良を重ねリリースしています。

木下インターナショナルも、この「アトランティス ロゼ」を日本へ輸入・販売することで、マデイラワインの生産者やマデイラワインをつくるブドウ農家を支援しようと考えております。
もうすぐサクラの季節になり、ロゼワインを購入いただく機会も多いかと思います。
今年は、ぜひこの「アトランティス ロゼ」で春を感じていただき、そしてマデイラ島の支援にご賛同頂けると嬉しく思います。
ご購入はこちらから。